(一社)東洋はり医学会関西5月例会/認定アレルギー専門鍼灸師養成講座
5月20日日曜日、(一社)東洋はり医学会関西5月例会が開催されました。
◎普通部一年
■虚実補瀉 迎山秀哉
■脈診(基礎編) 松山晋一
◎普通部二年
■補瀉論 浅井輝昭
■証決定(2) 榎本寛
◎高等部以上
■五臓の生理と病因病理と病症 肺と心 中野正得
■故・柳下登志夫先生の臨床講話 三好力
◎聴講部
■聴講講義 田中亮
◎臨床こぼれ話
宮脇優輝
◎私の臨床室
森井弘武
◎治験発表
A班
■乳癌手術後の可動域改善と瘢痕の軽減 奥田隆志
■肩こりによる頭痛予防 福川雅美
B班
■肩の痛み 野田裕貴
■右足の痛み 杉原倫子
◎実技指導
■普通部1年 取穴(陰経) 補法
■普通部2年 取穴(陰経) 本治法トレーニング
■高等部 取穴(陰経) 本治法トレーニング。
■研修部 取穴(陰経・陽経) 本治法トレーニング。
◎指導部研究部合同勉強会
会員のみなさま、今月はいかなる収穫がありましたか?
鍼灸師の仕入れは学と術です。
その場は研修会、勉強会です。
みなさんを頼ってみえられる患者さんのために、そして自分のためにしっかりと仕入れてくださいね。
また、午後から私が所属する師会の総会に出席するため、午前中で森ノ宮をあとにしましたが、質問などご用意されていた先生方にはこの場をお借りしてお詫び申し上げます。
メールやSNSなど、いつでも何でも聞いていただければ幸いです。
それと、「五臓の生理と病因病理と病症 肺と心」の動画の最後の方の、肺心の虚実がハッキリしている病症と心経心包経の使い分けの部分が映っていなかったので補足させていただきます。
肺が虚すとじっと動かず悲嘆に暮れる。
肺が実すると悲しみ憂い原因もなく泣けてくる。
心が虚すと無感動。
心が実すると喜び、良くもない事も非情に喜んだり笑う。
心は君火。
君火は五臓を明るく照らすシャンデリア。
故に暗くなった時や途切れた時、すなわち意識障害などの時に心経を使います。
心包は相火。
相火は五臓を温める最高のストーブ。
故に心臓が動かなくなった時にはヒートアップさせるために、
うつ病には喜びを与えるために心包経を使います。
「喜びは憂いに勝つ」
今月より例会と並行して「認定アレルギー専門鍼灸師養成講座」が開講されました。
◎講義
■経絡治療学総論 水谷陽子
■東洋医学からみたアトピー性皮膚炎の病因病理 中野正得
■現代医学から診たアレルギー疾患+アナフィラキシーについて 松山晋一
◎実技
■アレルギー疾患に対する標治法・特効穴 宮脇優輝 山内健太郎
■補助療法によるアレルギー疾患治療デモ 宮脇優輝 山内健太郎
◎初級認定証書授与式
受講生のみなさま、遠くよりご参加いただきありがとうございました。
講義でもお話しさせていただきましたが、アトピーや花粉症を始め、アレルギー疾患は治療にさえ来ていただければ必ず良くなります。
本疾患の本体である邪熱と風邪を慎める治療法、病因となる気滞・湿痰・瘀血を防ぐ養生法が東洋医学には在ります。
本講座を是非活用していただけるようよろしくお願い申し上げます。
受講されたみなさまのご活躍を心からお祈り申し上げます。
告 知
■告知①
5/27開催、鍼灸フェスタ スピンオフ「ショーバザール」に(一社)東洋はり医学会関西のブースを出展します。
本会の経絡治療と宮脇奇経治療(海外ではMIYAWAKI STYLE)を体験していただけます。
興味のある方は是非のぞいてみてください。
様々な団体・流派が一同に介しますので勉強になること間違いなしです。
■告知②
6/2~3開催、(公社)全日本鍼灸学会学術大会in大阪にて、2日目の3日(日曜)に行われるプログラム、実技セッションⅤ(高齢者鍼灸・認知症)に本会を代表して出演させていただきます。
認知症予防に対する東洋はり関西STYLEの経絡治療の中から宮脇奇経治療を披露させていただきますので応援よろしくお願い申し上げます。
他にも素晴らしいプログラムが満載ですので、奮ってご参加くださいますようよろしくお願い申し上げます。
0コメント